自然の環境と天候の中で
海外実習生とコミュニケーションを図り、
協力し、働くことで
野菜を育てながら自らも成長していきます。
そして自らの成長が、仲間や地域を豊かにし
農業の未来を照らし続けます。
私は静岡県西部で2009年に独立就農しました。
一人だけで、鍬で畑を耕していた日々から、上村農園を屋号として始まり、
現在では多くの仲間と共に、東海地方の静岡県西部、磐田市で農業を営み、法人化するに至りました。
ここまでの道のりを思い起こせば、共に働いたスタッフ、弊社の農産物を買って頂くお客様、
地域の内外の先輩方、農業を支える行政や業者の皆さま、全ての方々のおかげです。
「LOCAL FAST」
アメリカのポートランドという地域を視察し、その言葉が私の中で芽を出して育っています。
ここでいうLOCALとは、自分が生活する地域のことです。
私はこの地域で農業を営み、生活する人間です。
一人では、一社では農業は継続できません。
種、肥料、農薬、機械を作ってくれる人々、作った農産物を販売してくださる人々、全てが巧く回らなければいけません。
一人だけお金を儲けても、それは私が生きている周辺環境を良くすることはなりません。
よい循環を作りだし、皆で豊かになる正のスパイラルを作りたいと願っています。
私はアスパラガスの生産を通じて海外でも仕事をしていますが、
私はこの日本という国が大好きで、共に働く仲間とともにこの地域を豊かにしたいと願っています。
仕事を通じて、新鮮なお野菜を供給して皆様に食べて頂く、関わって下さる皆が豊かになる、幸せを感じる。
シンプルに「皆で良くなる」それが私達のミッションであると考えています。
2016年11月 株式会社パシオス代表 上村光太郎